鹿屋市は、鹿児島県市大隅半島のほぼ中央に位置し、人口１０万６千人という鹿児島市・霧島市に次いで３番目の人口規模を擁しています。大隅地域の拠点都市であり、陸と海の交通要衝地である立地を活かす為に現在、東九州自動車道や大隅縦貫道、国道504号などの高速・広域交通網の整備が進められており、空港や域内外の拠点施設へのアクセス道路として産業の活性化や交流の促進などの大きな経済効果が期待されています。
　豊かな自然にも恵まれており、市域北部には高隅山系が連なり、北東部は山林地帯となっております。その南側から中央部にかけては笠野原台地や肝属平野が広がり平坦地が続いています。市域西部は錦江湾に面しており美しい海岸線が見られ、さらに市域南部は吾平山稜を有する山林地帯となっております。
　工業では、内陸工業団地や田崎工場適地を中心に集積する電子・機械、食品関連産業、吾平地区を中心に集積する金型産業など、多くの事業所の集積化が進み、雇用の創出や地域の活性化に貢献しています。